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中村仁がマーケティングに悩む
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文章を書く基本 【誰に】

FROM:中村 仁

八尾のサンマルクカフェより・・・

 

「ああっー。何故だー、何も思い浮かばない・・・」

 

ここ数日間、ずっと悩んでいました。いつものように、サンマルクでアイスコーヒーを飲んでいたときのこと、「飲み終わるまでに、セミナーコンセプトを決めてやる」意気揚々と取組み始めたのですが、気付いたら手が止まっていました。

 

その後、一向に進みません。

 

次第に集中力が切れてきて、隣の人がPCをタイピングする音が気になったり、(僕の方がうるさいのに)近くに座っていた若い女性の会話が耳に残ってしょうがありません。「あぁー、困ったな」実は、セミナーで何をやったらよいか全く浮かんでこなかったのです。

 

▼「この内容はどうだろうか?」

 

▼「こんな特典は?」

 

▼「こっちの方がタイムリーかな?」

 

良さそうなアイデアが思いついては消え、思い付いては消え、気付いたら日が暮れていた・・・(泣)そんな数日間だったのです。初めてセミナーを実施するということで、完全に舞い上がっていたのでしょう。

 

私はとんでもない間違いを犯していたことに気がつきます。間違いに気づき、あることをバシッと決めた途端、コンセプトが決まりました。セールスレターの型も見つかりました。あとはライティングをすれば、成約率の高いセールスレターが出来上がります。

 

私の犯したとんでもない間違い、これって、きっと多くの社長もやっていることです。きっとあなたも・・・それは・・・

 

『誰に』商品・サービスを提供するのか明確に決めていなかったということです。

 

考えてみれば当たり前。相手が誰かわからないと、どのように言ったらよいか分かりませんよね?めちゃくちゃ仲の良いお客様だったら、「○○な新商品出たんですよ。どうですか?」これで買ってもらえますよね?少なくとも説明としては十分です。

 

でも、相手が一度もあなたの商品を買ったことがない人だったらどうでしょうか?きっと説明が不十分です。少なくとも、冒頭でセールスするような伝え方をしては売れるものを売れません。このように、『誰』に伝えるかによって、伝える内容は大きく変わります。

 

そんな大事なことなのに・・・私はセミナーをやることで頭が一杯になり、基本を忘れていました。

 

たった一人、理想のお客様を決める。

 

これだけで、何を言えばよいか浮かんできます。コンセプトはもちろん、コピー、セミナー内容、特典も・・・結果として、手元には膨大なメモ用紙が残りました。

 

さて、あなたは商品・サービスを提供する相手が明確に見えていますか?ウェブサイト、チラシ、ニュースレターDMなどの文言を見たら、相手の顔が浮かんできますか?そのレベルまでしないと、私と同じような過ちを犯してしまいかねません。きっとあなたはそんな愚かではありませんよね?

 

お盆休みは、普段できないことに取り組む時間がたっぷりあります。今のまま放っておきますか?それとも?

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