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キミは「城下の盟」を結ぶ人生を送るか?それとも?

by 中村 仁 / 2018.03.11

司法試験の受験をしていた26歳のとき、予備校代を稼ぐため、朝のビル清掃以外に、バイトをする必要に迫られました。

たとえば、英会話のE○○のティッシュ配り。


面接があるというので、
梅田のオフィスにいくと同じようにバイトの面接で待ち合い中だった女子大生がいました。

一通りの面接を受けたのち、


受付の人:
中村さんにお願いしたい仕事があります。10日後までにご連絡しますね」

と言われて待っていると・・・


結果、連絡こず・・・。


めげない私。


数日後、梅田お菓子の○○しげに
バイト面接の電話をすると、

受付の人:
「わかりました。日時決まったら連絡しますね・・・」


連絡こず・・・。


さらにめげないメンタルの私、
数日後、阪急のコロッケ○○屋に電話をし、面接・研修を受けていました。

面接の人:
「いいですねぇー。後日連絡しますね」


結果はC判定で。ダメ。
再度の研修やり直し。どうやら笑顔が上手く出なかったようです。

とぼとぼと予備校に戻り、
ベンチの上で考えていました。

「昔は、もっと簡単に面接は通っていたのに・・・」


年齢のせいもあったのでしょうか。


どんどん自分の人生の選択肢の幅が
狭くなっていくのを実感しました。

「私はいつ試験に受かるのか?」


当時すでに受験生活6年目だったので、
根底には言い知れぬ不安があるなかでの、挫折だったのでなおさらです。

「城下の盟を結ぶ」
という言葉をご存知でしょうか?

私はある本の中で大老井伊直弼に対して使っていたことで、
初めて知りました。

ざっくりと意味を言うと、


=======================

戦場でけりをつける・停戦のタイミングを失って

ずるずる後退し、領地が焼け野原になってから敵に囲まれて

泣く泣く不利な和平を結ぶこと

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だそうです。
Fランクの無能な将を差して言われるそうです。

私は26歳のとき、
夢に向かっているはずなのに、ずるずると人生を後退しているような実感があったのです。

弁護士になることが、
本当にやりたいことではないとわかっていたのに、乗りかかった舟で辞めようとしなかったことが、当時の状況を招いていました。

今の生活を方向転換しない限り、
人生の選択肢がどんどん少なくなって最後は選択肢のない生活を送るビジョンが見えてしまったのです。

28歳で遅いながらも、
決断できたことが今の状況に至った最大の決断だったと感じています。

やめたあとも、
スタッ○サービスにタッチタイピングもできない状態で行ったら仕事なかった時期もありましたが・・・(笑)

28歳。(泣)


あなたが会社員か起業家かは
わかりません。

今の生活がすでに理想に近いなら、
何も言うことはないのかもしれません。

しかし、もし、現状維持あるいは、
さらに悪く成る可能性があるのに何も動いていない自覚があるなら・・・

城下の盟を結ぶような
人生を送る可能性についてどう考えますか?

=======================

戦場でけりをつける・停戦のタイミングを失って

ずるずる後退し、領地が焼け野原になってから敵に囲まれて

泣く泣く不利な和平を結ぶこと

=======================

うちの社名は、
ビジネスコントロールパートナーズと言います。

「城下の盟」を結ぶような人生とは、
自分のビジネスと人生のコントロール権を失っている状態です。

私はもちろん、
クライアントで同じような悩みを抱えている人のコントロール権を取り戻すサポートをするために今の会社を立ち上げました。

敗軍の将はいい。無能な将にはなりたくないし、
なってほしくない。

だから、勇気を持って決断し、
下がらず前に出る。

私も今年は、すでに新たな挑戦をしています。


あなたは自分の領地が焼け野原になる前に何をしますか?

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