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コンサルティングを「術」ではなく、 「道」にすると簡単に年収1,000万円を越えてしまう

by 中村 仁 / 2018.03.04

渋沢栄一の『論語と算盤』を読み返していました。

渋沢が宋王朝の名臣趙普の言葉を紹介している部分があります。

「『論語』の半分を使って自分が仕えている皇帝を助け、
残りの半分を使って自分の身を修める」

論語は、時代の風化に耐えて来た名著。
徳川家康も読んでいたそうです。

彼の残した書物の中には、
論語を参考に作られた箇所がたくさんあります。

趙普は、皇帝をサポートする役割だけでなく、
自分自身を修身するためにも論語を使っていました。

弊社でお伝えしている
教えないコンサルティングには論語の精神も組み込まれています。

コンサルティングスキルを
単なる問題解決の手段だけに限定するのは、正直もったいない。

コンサルティング技術はスキルであり、
「術」なので収入アップにはもちろん役立つんだけど、やっぱりすぐに陳腐化してしまいます。

より長期的な視点でみると、
コンサルティング「道」にまで昇華させることができるんじゃないか?と思っているのです。

「術」を「道」に定義を書き換えることで、
コンサルタントにも当然、あり方である姿勢が求められます。

コンサルタントが、
どんな言葉を使い、どんな表情をしてどんな態度をとり、どんな行動をとるか?

クライアントはあり方を見ています。


リーダーシップを発揮して
正当性ある状態にすることがクライアントとの信頼関係を強固にしクライアントが成果を出す前提となります。

趙普は論語の半分を
自分の身を修めてリーダーシップを発揮するために使い、残りの半分を皇帝を助けるというサポーターシップとして使っています。

教えないコンサルティングでも、
重要な要素はリーダーシップとサポーターシップの2つです。

あなたはどのような心持ちで
クライアントに価値貢献していますか?

「術」が「道」になったならば、
コンサルタントは知識をひけらかすだけではなくて、クライアントの話にまずは、耳を傾けることの重要性に気がつくはずです。

何ができるかは、
二人で話し合いをしながら決めればいい。

お互いがお互いを
リスペクトする関係性ができているなら、自分のことばかり伝えることなく、擦り合わせをしながら最適な答えに到達し良い結果につながるはずです。

今日の内容は、
抽象度が高かったですね。

実は、コンサルティング「道」を
インストールできれば、年収1,000万円を越えるのは早いです。

クライアントが成果を出して、
契約が長く続くようになりますから。

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