コンサルティング技術は科学!
by 中村 仁 / 2018.02.10
夕方、コンサル合戦が終わり、ニーチェのツァラトゥストラ (中公文庫)を読みながら、一息ついてます。(汗)
「コンサルティング技術は科学だ」と、今日実感しました。
コンサル合戦で自分が15分でどこまで問題解決に迫れるか?
メタ認知で自分を上から俯瞰しながら、検証を行っていたのです。
「やはり再現性があるなー」と。(笑)
とまぁ、半分冗談ですが、この技術が身につけば、相手が海千山千の猛者でもコンサルするのが怖くなくなります。
コンサルタントを長く続ける鍵は、クライアントが成果を出してくれることです。
クライアントが結果を出すことで、単価も高くなるし、なにより契約が長く続きます。
クライアントは成長したいと思っているのに、ボトルネックがあって成長できずに終わっているケースは多々あり
なんとかしたい。
あなたもコンサルタントであれば、
毎日考えていることでしょう?
たくさんのクライアントと接していると、技術的な問題(やり方)がわからずに止まっているケースは3割もないことがわかりました。
実は、ほとんどの方は、ノウハウより、価値観や思い込みメンタルに課題があって思ったような行動を取れていないのです。
やりたいことはもうあるんですよ。
やり方もわかっているんです。
わからないわからないと言っていても、100%わからないわけではないんです。
でも、ほとんどのコンサルタントは、技術的な問題についてアドバイスして問題解決を図ろうとしています。
あなたはどうでしょうか?
新しい知識なんて教えなくても、実は、成果を出してもらうことは可能です。
無理矢理、自分の成功パターンにはめ込むという形でアドバイスするから、
まだ聞く姿勢ができていないから。
”アドバイスしない”コンサルティングの神髄は、今ある知識でも成果が出るよう行動してもらえるようにすることに
秘訣は、価値観や思い込み、メンタルです。
クライアントは上手くいかないその問題をどのように見ているのでしょうか?
その問題があることで、クライアントにはどんな意味があるのでしょうか?
技術的な問題よりも、クライアントが問題をどう考えているのか?にフォーカスすると、見えて来る世界が変わります。
あなたのコンサルティングはどうでしょう?
技術的な問題ばかりにアプローチしてはいないでしょうか?
俯瞰して上から、自分のコンサルティングを検証してみてください。
クライアントを次のステージへ連れていくには、今と同じ方法で可能でしょうか?