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値上げを恐れる人のサービスを買いたい人はいるのでしょうか?

by 中村 仁 / 2017.07.09

■値上げを恐れる人のサービスを買いたい人はいるのでしょうか?

ふと考えてしまいました。

というのは、「価格を上げることができません」
と悩む方の話を聞くと、一貫性のない話をする人がいて信用できないからです。

■彼らは言います。


「良いものだから広げたいんですよ」と。


本当なのか?


ビジネスを続けるには、
お金をもらって材料など原価を最低限賄えなければなりません。

原価だけではなく、
人件費の衣食住も必要経費だから、これらも必要。

あなたが一人でビジネスをしているなら、
事業を継続するに必要な経費は最低限もらえなきゃ、ビジネスが続きませんよね?

■詳しく学びたい人は、
マルクスの『資本論』にでもあたってください。

資本主義社会の構造について、
分かりやすく書いてくれています。

値上げがしたいけどできない人は、
このままではビジネスを継続できないことがわかっているのに、(意識的にか無意識的にはは除く)

一方で、サービスを広めていきたいという
矛盾した行動でいます。(気持ちは矛盾してないけど)

何が本当の問題なのでしょうか?


■私は形のないサービス(自分自身)を販売する場合、
彼らの自己肯定感の低さが原因で値上げできないのではないかと考えています。

自分に自信がないのであれば、
そりゃ、サービス内容や告知等すべてにおいて、行動が鈍るはずです。

■人に対して、「これ、いいですよ」と言う前に、
自分自信が「これ使ったら、顧客の人生が変わる」と思えていなければ、値上げや販売などスムーズにできるものではありません。

私は事業を続けるだけでなく、
より多くの人にサービスを知ってもらうために、値上げを推奨しています。

値上げをするということは、
見込み客から要求される水準も上がります。

■いい加減な商品ではいけません。


価値を上げる必要があります。


私は値上げをする際には、
サービスの価値を上げるために再度棚卸しをする機会ができるからおすすめしているんです。

値上げをしたくない人は、
そもそも顧客に対するサービスの価値を上げる機会を失っています

■価値を見直す機会をしないということは、
見込み客にとってはサービスの質が上がらない内容を提供されるので、顧客にもメリットはないんです。

値上げするのを恐れる人のサービスを
買いたい人はいるのでしょうか?と問題提起しました。

■恐れる人は自信がないし、
サービス価値のブラッシュアップもされていないから、

顧客から見たら、そんなサービスを買いたい人いるのかなぁー
と思ったわけです。

あなたもサービスを顧客に提供する中で、
いろいろな知見が貯まっているのではないでしょうか?

■それらを棚卸ししてさらに
サービスの質を上げることはできないでしょうか?

棚卸しの過程で自分のサービスに、
向き合うことが求められます。

苦痛も伴うかもしれません。


でも、自分のサービスに自信を持つことができるし、
人にも自信を持って提供できます。

■たとえ値上げしても、
相手の目を見て「○○円です」と言えるわけです。

値上げができないと悩んだままの人は、
自分のサービスに自信を持ち、さらなる顧客への価値提供の機会を放棄したとも言えるわけです。

どうでしょう?


■再度自分のサービスを棚卸しして、
全精力を費やしてみませんか?

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