誰にも負けない武器を持とう
by 中村 仁 / 2017.08.19
■「人に求められるようになりたいなら、切り札となる武器を持とう」というお話をしたいと思います。
切り札だよ。札束に見えた人いるんじゃないかな?
少なくとも私は見えた(笑)。
■お金の前に切り札となる武器を持って、相手に価値貢献することの方が大事です。
今日は、「教えないコンサル」の撮影のため、新大阪ー東京間の新幹線で何をしゃべるか決めていました。
「えっ?撮影するのに電車内だけ?」と、感じる人もいるかもしれません。
でも、ぶっつけ本番で5時間以上話をして話足りないくらいです。
■おかげさまで、セミナールームを1時間延長することに・・・。
「どうして準備期間が短いのに、ずっと話せるのですか?」と、動画の撮影者にはいつも言われます。
■「準備もせずに撮影して、ネタがなくなったり、緊張したりしないんですか?」と、コンサル生や塾生にも言われます。
うーん。ないですね(笑)。
専門分野ですから、正直3日くらいは手放しで話し続けることができます。
コンサルティングの分野はもちろん、マーケティング、コピーライティングなどのカテゴリにおいても同じです。
■「準備しないでしゃべってんのか?」
とおしかりを受けそうですが、実は違います。
過去には徹底した準備はおこなってきました。
今は、別のやりかたが自分に合っていることがわかったので、わかりやすい準備をしていないだけです。
■私は専門分野のオタクです。
そのため、毎日毎日勉強しています。
本や教材で学んだり、人からコンサルティングを受けたりとかね。
たとえば、人の着眼点とかコンサルを受ける際にされる質問とかほぼメモしてきました。
その他のことも感情が動いたことは、メルマガや日誌にロジカルに記して自分の腹に落とし込んで行きます。
■その後、すぐに実践して使います。
間髪入れずフィードバックを書き記し、すぐに変更を加えます。
継続は力なりなので、人に話す機会を作って、しゃべりまくります。
アウトプットの時間をとるために、キャンペーンやったり、人に約束取り付けたりと徹底したやった時期もあります。
■専門分野のオタクなんでしょうね。
おかげさまで、人前に出る際ににもプレッシャーなんてないし、どんな質問がどの角度からこようとも一定の答えを導き出すことはできます。
■私の周りで売れている起業家もそうです。
その場でコンテンツを作ってしまったり、
その場でできるから、実践までの行動も必然的に早くなります。
すべては、平時でありながら、毎日有事の意識を持って訓練しているから。
いつ戦が始まっても戦える状態にしています。
毎日が準備になっているわけです。
1853年、ペリーが来航した際、戦になるんじゃないか?と、武士は多いに焦ったことでしょう。
「戦の準備だ」と思っても、手元に甲冑も何もなかった家が多かったようです。
そりゃーそうでしょう。
200年以上対外的な戦争はなかったわけですから。
鎧すら自宅にないので、町の商店に行って急ごしらえで修理してもらったり、古い型の鎧を買ったそうです。
町の商店は法外な金額で販売していたので、大もうけしたようですね。
■何かが起こった際に、有事の際に何かを始めるようでは遅いのではないでしょうか?
平時の行いすべてが、有事の際の武器となります。
あっ、有事は比喩ですよ。
あなたが会社員の場合、会社が倒産してから準備を始めるようでは遅いし、
あなたが起業家であれば、手元のお金がなくなって来てからでは挽回は難しいということです。
■このメルマガをご覧になっているということは、まだ余裕があるはず。
そもそも、あなたがお金を出してサービスを受ける立場だったとしたら、専門分野についてノンストップで話せるくらいであってほしいと思いませんか?
■ノンストップでしゃべりかける人は嫌ですけど(笑)。
オタクのようなレベルであなただけの武器を磨いておくことで、多くの方から求められるようになります。
目安は、ノンストップで3日間ほど話続けることができるレベル。
儲かるからとか、ブームだから、役に立ちそうだからという理由ではあなただけが求められる武器にはならなさそうです。
■あなたがオタクになるためには、何を選択すれば求められる武器になりそうでしょうか?
即席の準備はいらない。
平時すべてが準備となる武器があると、世界は一変します。