お金と向き合うことのすすめ・・・
by 中村 仁 / 2017.08.08
■「行きたいセミナーがあれば、いつでも参加できるような状況にしたいです」
起業して数年以内の方にコンサルしていると、将来へ投資をするためのお金が欲しいと考える方に結構出会います
意識が高いのは素晴らしいこと。
「なんとか食べてはいるけれど、ずっとこれでいいのか?もっと上にいきたい。でも、そのためにはお金がいる」
■と考えている方は多いでしょう。
私はメルマガ内で、お金を稼ぐことより、人格を磨くことや教養についての重要性を多々お伝えしています。
なぜなら、お金を稼ぐことだけを指標にしても、人生つまらないから。
■もちろん、一個人の価値観であって、押し付けるつもりはありませんよ。
お金を稼ぐことがすべてという人がいても良いかと思います。
しかし、お金を稼ぎ出すと、「稼いでいるから俺すごい、俺エライ」みたいな傲慢な態度をとる人がいます。
お金以外の指標がなく、お金儲け以外の話ができない人を見ていると、つまんないなぁ~と感じるわけです。
■先人の知恵を得るために、1日1冊以上本を読むことを日課として自己修養をしておるのは、そういった人になりたくないからです。
本だけ読んでもダメだけど。
しかし、しかし、話を戻しますが、独立したばかりで、学びたい欲求が高い人にとってはセミナーで勉強するお金は必要ですよね?
内心お金は欲しいと思っているのに、お金を稼ぐことから逃げてはなりません。
■好きなことをしているから、お金は必要ないんです。
まぁ、そういう人もいるでしょう。
でも、自分の自己実現のために独立して質の低いセッションとかコンサルをされたら顧客が困りますよ。
価値提供(成果で相手に喜ばれる)の対価として、正当な報酬をいただいて好きなセミナーに参加したり本を読んで成
さらにクライアントに価値提供するサイクルを回せるようになることは絶対的な善です。
現実論ですけど、お金と時間さえあれば日常の困難はたいてい乗り切れます。
■昔、夜行バスに乗って、東京のセミナーやコンサルティングに出かけていた時期がありました。
90分126,000円のコンサル受けるために、夜行バスですよ(笑)。
■バスは新幹線より安いです。
でも、揺れて寝れないし、腰痛めるし、「二度と乗るかー。お金を稼いでやる」と決意したことを覚えています。
今は高級高速バスがあるから、快適な席もあるのかもしれませんけど・・・。
■体力を消耗して到着すると、セミナーに集中できません。
お金と向き合う
↓
しっかり価値提供してお金を稼ぐ
↓
セミナー、本、出会いに積極的にお金を使える
↓
成長してより高次なサービス提供ができる
↓
クライアントに喜んでもらい、さらにお金を稼ぐことができる
↓
さらなる専門分野の勉強、自己修養に投資できる
という、良いサイクルに入ることができるはずです。
■今、投資に使える額は、全体の収入の5%くらいかもしれません。
「お金が稼げるようになったら、投資する」では、一生無理です。
■なくなっても良いお金なのだとしたら、私なら5%すべて自分の成長のために使います。
行動し5%がいずれ、7~8%になるように頑張ります。
7~8%稼げたからどうしますか?
豪遊?
ではなく、さらに7~8%をすべて投資に回すことをおすすめします。
■1年もすれば13~14%くらいにはなるかもしれません。
この繰り返しです。
いずれ気がつくことですが、本当に大切なことは稼いだお金ではなく、稼ぐことができる自分自身が財産だと気づくはずです。
■いつでも稼ぐことができる自信さえあれば、貯金の増減に心が惑わされることもありません。
クライアントを高次元でサポートし、日々充実しながら生きて行くにはお金と向き合う時期も必要だと思うのですがどう思いますか?